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 私達GTCは、埼玉県芸術文化振興財団が提唱する「1万人のゴールド・シアター2016」に共感し、演劇を通じて高齢者がいきがいと希望を見出せる社会の創成を目指し、演劇という芸術形態が超高齢社会の中で、新しい役割を得て再生することに寄与することを目的とした演劇集団です。

 10月4日(金)、5日(土)そして6日(日)の3日間、A,Bグループ合わせて4回の公演が、彩の国さいたま芸術劇場・小ホールで行われました。

 当日、会場に足を運んで観に来ていただいた観客の皆様には、改めて感謝を申し上げます。「ありがとうございました!」

 

 いよいよ今週の4日(金)から6日(日)の3日間、GTC第二回公演が、彩の国さいたま芸術劇場・小ホールで開催されます。チケットは、5日のマチネは残りが少なくなってきましたが、その他の日はまだまだ余裕があります。当日券もありますが、予約されることをお勧めします。

 では当日、劇場でお会いしましょう。

 今回の公演「授業」の練習風景です。

 衣装もほぼ決まって、練習でも華やかさが一段と増してきました。昨年度の公演より劇の時間が格段に長くなったために、台詞を覚えるだけでも大変なハードルですが、何といっても原作の持つ独特の雰囲気をいかに舞台上に表していくのかが難しくまた大変なことなので、少し疲れた身体に鞭打って、精一杯 (そして楽しく) 演技するように日々練習に取り組んでいます。

 上演作品について

「授業」

 ウージェーヌ・イヨネスコ・作。1951年に初演されたイヨネスコの代表作の一つで、ベケットの「ゴド―を待ちながら」と並んで、現代の前衛的な「不条理劇」の代表的な作品である。

「あの大鴉、さえも」

 竹内銃一郎・作。1981年に初演され、その年の岸田國士戯曲賞を受賞している。美術作品や戯曲などを巧みに引用し、日常に潜む不可視な悪意や欲望、虚無感をブラックユーモアを交えて描いた作品である。

 構成・演出・出演: 清家 栄一 

全員還暦以上。演技経験も技も無い。演じる拠り所はこれまでの生き様だけ。

それがGTCという演劇集団。

この人達のひた向きさ。怖いもの知らずの情熱。演じる事への執念。

そこには紛れもなく素人にしか生まれない一筋の叙情が立ち昇る一瞬間がある。

極上の聖なる一瞬。

(プロフィール)

 テレビ・映画出演を経て、1976年、蜷川幸雄氏演出の「オイディプス王」で初舞台以来、「王女メディア」「近松心中物語」「NINAGAWAマクベス」「ファウストの悲劇」「血の婚礼」や「ハムレット」「リア王」「オセロー」などの彩の国シェイクスピア・シリーズへの出演など、蜷川幸雄氏の絶大なる信頼を得て、蜷川作品にもっとも出演している俳優。

 スタッフ・キャスト 

舞台監督:白石英輔 ・照明:彩の国さいたま芸術劇場技術スタッフ・音響:オフィス新音

出演者 

授業 Aグループ:清家栄一、上阪マコ、石田惠代、北川留美子、斉藤光子、佐野真貴子、須藤文江、 鶴目悦子、中村なをゑ、西谷誓子、仁藤由美子、細川雅子、山内眞澄、渡辺真里子           

授業 Bグループ:清家栄一、三浦香代子、飯島敏子、大川久美子、大藏日出子、折口有里子、小宮三恵、早乙女橙実、高橋真智子、豊永實千代、針谷紀美江、前田幸子、宮尾壽里子、割田幸子

あの大鴉.さえも Aグループ:北川正洋、田中進、村松淑郎、齋藤諄、小林光男、林直樹、鈴木正吾

あの大鴉.さえも Bグループ:長尾昌彦、吉浦康、髙野喜昭、中村守、斉藤孝一、冨田誠、黒木房美        

 公演スケジュール・開演時間                     

*マチネ、ソワレ共にA,Bのグループメンバーで「授業」と「あの大鴉、さえも」の二演目を上演します。 

    10/4(金)  5/(土)  6/(日)
マチネ(昼公演)       13:00~  Aグループ 13:00~  Bグループ
ソワレ(夜公演) 18:00~  Aグループ 17:00~  Bグループ     

 チケット情報

*入場料:1,500円(予約、当日共・全席自由・開場はそれぞれ30分前から)

*予約専用ダイヤル 090-4621-1257 (田中)        

★公演会場アクセス:彩の国さいたま芸術劇場・小ホール

 (JR埼京線・与野本町駅・西口下車徒歩7分)              

*GTCホームページ:gtc.party         

【原作者:竹内銃一郎について】

 愛知県出身。1975年劇団「斜光社」を結成。80年に「秘法零番館」を結成。既存の美術作品や映画、戯曲などを巧みに引用し、日常に潜む不可視な悪意や欲望、虚無感などをブラック・ユーモアを交えて描き出す。「あの大鴉、さえも」で81年に岸田國士戯曲賞を受賞した。1995年からは、俳優の佐野史郎とのユニット「JIS企画」を始動し、96年には「月の光」で読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)と紀伊国屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞優秀演出賞を受賞した。また98年に「今宵限りは・・・」他で、芸術奨励文部大臣賞を受賞した。2000年に近畿大学文芸学部教授に就任。08年には学生たちと「DRY BONES」を結成し創作活動を続けている。また2004年には紫綬褒章を受章している。

【「あの大鴉、さえも」について】

 1981年、秘法零番館の旗揚げ公演で初演された作品で、その年の岸田國士戯曲賞を受賞した作品である。内容は三人の独身男が、巨大なガラスを注文者の家に運ぶまでを描いている作品で、当時の共通する話題と微妙に食い違う解釈や記憶が交錯して、可笑しい中にも虚しさや絶望感が漂う演劇となっている。今回の舞台では、三人の独身男が七人となって、さらにスケールアップした個性のぶつかり合いの舞台を目指している。果たして大ガラスは無事に届ける(演じる)ことができるのであろうか?なおタイトルは、マルセル・デュシャンのガラスのオブジェ作品「彼女の独身者によって裸にされた花嫁、さえも(通称:大ガラス)」から付けられたものである。(Performing Arts Network Japan(PANJ)からの引用)

【原作者:ウージェーヌ・イヨネスコについて】

ルーマニア生まれ(1909)。1歳の時に父親の赴任のためパリに渡り、幼少期をパリで暮らす。その後ルーマニアに戻り、ブカレスト大学に入学し詩や評論を書き始める。29歳の時に再びフランスで生活をはじめ、戦後は出版社で校正の仕事を担当したが、この頃から著述の分野で才能を発揮し始め、1950年に入ると戯曲を次々に発表した。当初はその古典劇の規則を無視(アンチ・テアトル)した「不条理」な作風は受け入れられなかったが、1950年代半ば以降、脚光を浴び始め、その後の各戯曲の上演活動を通じて、現代演劇史に大きな足跡を残した劇作家である。

【「授業」について】

1950年に執筆され、翌年にパリで初演されたイヨネスコの代表作の一つである。この戯曲は、その前年に上演された「禿の女歌手」と共に、1953年に初演されたベケットの「ゴドーを待ちながら」と並んで、前衛的な「不条理劇」を代表する演劇である。またこの劇の登場人物は、初老の教授、女子学生、女中の三人であるが、今回のこの舞台では、女子学生が複数出演して、それぞれの演技が絡み合う中でのストーリー進行という趣向が取られていて、その演出もひとつの観ものとなっている。さらにGTC所属の出演者の他に、構成・演出の清家栄一自身が、教授役で出演することも、今回の舞台の大きな注目点となっている。(フリー百科事典『ウィキペディア』からの引用)

 

 令和元年のGTCの公演内容が決まりました。

 演目は東西の名戯曲である二つの劇を演じます。GTCにとってはハードルの高い演劇内容ですが、今年のテーマである「GTC次いきます!!」の意気込みで演じるつもりです。是非ご期待ください。

◎ 作:ウージェーヌ・イヨネスコ『授業』

◎ 作:竹内銃一郎 『あの大鴉、さえも』

◎ 10月4日(金)夜の部・5日(土)昼の部、夜の部・6日(日)昼の部

◎ 彩の国さいたま芸術劇場・小ホール

 演出の清家栄一さんをお招きして、GTC第2回公演のためのワークショップが1月9日から始まりました。公演題目はまだ未定ですが、候補台本を片手に劇の流れを掴むための練習が行なわれました。これから9ヶ月の間GTC演劇会員全員で練習を続け、10月の本番に備えたいと思います。

 大好評だった11月の山口将太朗さんのワークショップに続いて、12月には演出家の吉中詩織さんをお招きして、第2回目のワークショップが開かれました。今回の内容は、音楽からの身体表現を中心に、講師から出題される各課題に参加者全員が熱心に取り組み、外の寒さを忘れるほどの熱気あふれる会場で、大いに盛り上がった会になりました。